ダービーは運の良い馬が勝つ

2016年の日本ダービーはマカヒキが優勝しました。 クラシック三冠において、皐月賞は速い馬が、ダービーは運のいい馬、そして菊花賞は本当に強い馬が勝つと言われています。 今年の有力馬は皐月賞を勝ったディーマジェスティと同レース2着のマカヒキ、3着のサトノダイヤモンドです。 運のいい馬というのは馬の運というよりその馬の関係者の運ではないかと思います。 サトノダイヤモンドの馬主の里見治さんはゲームで有名なセガの代表取締役会長 CEOです。 毎年馬のセリで、高額馬を購入し、ダービー制覇を目指しています。 とにかくダービーを勝つために、お金を惜しまないのです。 昨年の愛馬はダービー2着と3着。今年こそはと2億3000万円の高額馬サトノダイヤモンドを出走させました。 ところが、レース中向こう正面で落鉄、ゴール前の接戦でわずかハナ差で負けてしまいました。 運が悪いとしかいいようがありません。 ダービー馬となったマカヒキの馬主である金子真人さんは過去にキングカメハメハ、ディープインパクトでダービーを制しています。 個人馬主として圧倒的なG1勝利数を誇り、金子さんは強運というイメージがあります。 金子さんもセリで馬を買いますが、高額馬ばかり買うわけではありません。 現に、7冠馬ディープインパクトはそのセリで上場されたサンデーサイレンス産駒14頭のうち、9番目の落札価格で取引されています(7000万円)。 ディープを選んだ理由は目が輝いていたからというのは有名な話で、馬の専門家にはない独自の相馬眼で馬を買うのです。 今年のダービーはまさに馬主の持つ運の違いだったのではないかと思います。 金子さんの強運に里見さんが適わなかったということでしょうか。 今回も残念だった里見さんに助言です。 セリで金子さんがどうしても落札したそうな馬を横取りしてはどうでしょうか? そして、馬名はサトノをつけないほうがよいのでは?きっとサトノは姓名判断すると悪いのかもしれないですよ。